ビジネスメイクの研修をはじめ、社員の印象を向上する研修で、企業イメージをアップ

「家庭を守ることが女性の仕事」という考えが広く浸透していた昭和の日本ですが、男女雇用機会均等法の施行を機に、女性の社会進出が増えてきました。しかし、出産・育児後の社会復帰が難しい状況やフルタイムでの勤務が難しいことなどを理由に非正規雇用になるケースが多く見られ、女性の力を十分に発揮できる社会ではありませんでした。

そんな中、日本の経済成長を促すために施行されたのが「女性活躍推進法」です。この法律では、ワークライフバランスに必要な環境を整備していこうという考え方が盛り込まれているため、これまでの課題であった仕事と家庭生活の両立が目指せます。この女性活躍推進法をきっかけに、社会全体で女性が働きやすい環境作りが進んできています。

周囲が働きやすい環境を作るだけでは、女性活躍推進を実現することはできません。働く女性自身が働き方についてしっかりと考え、今後のキャリアデザインを立てることも大切です。

キャリアデザインとは、「○○歳までに○○にチャレンジしたい」「○○歳になったら、こういう生き方をしたい」といった人生のビジョン（設計）を考えることです。これからどう生きていくかという人生設計を立てることで、自分に合った働き方や必要なスキルが明確になります。

キャリアデザインを軸にして仕事やスキルアップに取り組めば、社会で活躍する女性として充実した生活を送ることができるでしょう。

人生とは、必ず計画通りに進むものではありません。したがって、結婚や出産、転勤あるいは想定外の様々な環境変化が起きた際にキャリアデザインの見直し・修正が必要な場合があります。

また、仕事で得た経験や人との出会いを通じて、考え方が変わったり新たな目標が見つかったりした場合も見直しが必要でしょう。

環境や考え方に変化が起きた際に最適な選択をするためにも、キャリアデザインの考え方を知っていることで変化にも柔軟に対応できるようになります。

まずはスキルアップの一環として、研修などで「キャリアデザインの考え方」について学んでみませんか。そうすることで、正しい選択を自ら導けるようになるでしょう。