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モチベーション（motivation）とは、日本語に訳すと「動機づけ」のことで、人が行動を起こす時の心理的な理由を指します。

例えば、ある女性社員が『仕事でキャリアアップしたい』という意欲を持っていたとします。この意欲を引き出す源になる『仕事の幅が広がるから』『昇給が見込めるから』などの動機づけ＝理由こそが、モチベーションということになるわけです。

つまり、モチベーションは行動の心理的な原動力であり、原動力となる動機がないと人はなかなか行動に移すことが出来ません。そのため、動機を喚起させることが重要と言えます。

モチベーションは、下記の二つの要因から成り立っています。

■動因（ドライブ）：人の内側から行動を引き起こすもの

⇒「少しずつできることが広がって、仕事が楽しくなった！」というような、自らの内面から湧いてくる感情が動機となって、行動を引き起こすものです。

■誘因（インセンティブ）：人の外側から行動を誘発させるもの

⇒「次の昇級試験に合格すれば、キャリアアップできるから頑張る！」というような、外部からの刺激（給与や昇進など報酬）が動機となって、行動を誘発させるものです。

日常にはモチベーションを左右するような出来事が様々起こると思います。周りの景色は同じでも、気分が落ち込んだ時にはくすんで見え、気分の良い時には輝いて見えるものです。

良いことの時は、自然と気持ちが上がります。けれども、マイナスな出来事が起こったときにこそ、人はそれをどういう風に位置づけるかによってモチベーションの在り方が全く異なってしまうのです。プラスに変えるのも、マイナスにするのも自分の捉え方次第だと言えます。

考え方や捉え方次第でモチベーションは大きく変わるので、気持ちを切り替えるためのスイッチを作ることも一つの方法です。

気持ちを切り替えるためのスイッチは、ちょっとしたキッカケで作れます。

例えば･･･やる気が出にくい休日明けなどは

• 髪を結んでキリッとさせる。
• ジャケットスタイルでシャキッと決める。

といった些細なキッカケがスイッチとなり、モチベーションに働きかけるのです。気持ちが落ちている時、あるいはモヤモヤした気分を吹き飛ばしたい時には、いつも以上に身だしなみに気合を入れると自分自身の気持ちも引き締まって、自然とモチベーションもアップします。

モチベーションアップのきっかけは様々ですが、特に女性は、美しくなることで大きな自信をつけることができます。自分に自信が持てると心に余裕が生まれ、結果として業務もスムーズに進められるようになるでしょう。頭の切り替えや気持ちの早めのリセットは、仕事やプライベートの充実にもつながるはずです。