ビジネスメイクの研修をはじめ、社員の印象を向上する研修で、企業イメージをアップ

コミュニケーションには、言葉による言語的コミュニケーションと、言葉以外による非言語的コミュニケーションの2種類あります。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した「メラビアンの法則」では、話し手が聞き手に与える印象度は「視覚情報が55%・聴覚情報が38%・言語情報が7%」の割合となっています。

このメラビアンの法則は、ビジネスマナーの研修・プレゼンテーションの実習などで多く引用されますが、言語的コミュニケーションの内容を正確かつ効果的に伝達するためには、好印象を抱かせる非言語的コミュニケーションの活用が有効であることを意味したものです。

人の印象は表情、立ち振る舞い、外見、声の調子などを合わせたトータルなイメージで作られます。そのため、ビジネスマナーにおいてこの非言語要素の力はとても大きく、重要なポジションです。

非言語要素とは、コミュニケーションにおける言葉以外の要素を指します。

• 顔の表情（笑顔、目の動き、口の形など･･･）
• 立ち振る舞い（動作や姿勢、しぐさなど･･･）
• 外見的要素（メイクや髪型、装い、持ち物など･･･）
• 身体的特徴（顔色や体格など･･･）
• 身体スペース（座席位置や対人間距離など･･･）
• 声と話し方（音声や音量、口調など･･･）

これらはすべてコミュニケーションの重要な要素であり、「見た目の印象」はコミュニケーションの上で知らずしらず大きな影響を与えています。非言語要素は言葉より重要とも言われ、話す言葉をより正確に伝えるためにも大きな役割を担っているのです。

良好な対人関係を必要とするビジネスの場では、相手に対して良い印象を持ってもらいたいものです。特に営業職・広報職の方は人との接点も多く、プレゼンテーションなどの機会も多く持ちます。発する言葉をより魅力的に、力強く伝えるためにパフォーマンスの力を加えることは有効的でしょう。

視覚から入った情報の印象度は鮮明に残るため 、記憶に残りやすく、忘れにくいものです。一度受けた印象は変えることは難しいと言われています。時に話す言葉より雄弁と言われている非言語表現が伝えるメッセージは自己表現ともいえます。自分がどう見られたいか、どう見られているか、主観と客観から“見せる目“を磨くとそのギャップが埋まっていき、自己肯定感も高まります。そして、非言語要素は、仕組みを理解し日頃心掛けることで公私ともに人間関係をスムーズにする助けとなることでしょう。

サナ・クリエイティブのビジネス印象形成プログラムの一つにビジネスマナーの研修があります。階層に応じたエクセレントマナー、新入社員のビジネスマナー研修に加え基礎から学べるメイク講座も受けることが可能です。プラスαのスキルとしてビジネスシーンに適したメイクを身につけることで、自分の自信になり、相手に与える印象もきっと変わります。